これが精度が良くない新型コロナでPCR検査（70%程度）をゴリ押しした諸外国と、しなかった日本の知性の差です。
特効薬が無い新型コロナに精度の悪い検査を大量に実施して本当は陽性では無いのに「陽性判定」された人（偽陽性と言います）を沢山、生み出して医療現場を疲弊させる、入り崩壊を起こす、更に大勢を同じ場所で検査することで「密」となり感染を拡大させた。これをやったのが諸外国。
やらなかったのが日本。
日本は「病状が出ている人」だけを検査した。 すると偽陽性の確率は減るし、病状が出ている人はどちらにしても高熱や肺炎が悪化しない治療を必要としている。 それを、治療するのが正しいし、病状が出ていて且つ、陽性判定された人は隔離されるが治療を受けてきた。
“例えば、1万人に1人が感染する病気があったとしよう。
この病気は致死性が高く、病気を早期発見できる診断法が必要である。
そんな時、ある製薬会社が「信頼性99％」という高い検出力を誇る検査法を開発した。
さて、あなたはこの画期的な検査を行った。
すると「陽性」と出てしまった。このケースでは、多くの人はひどく落胆するだろう。「信頼性が99％ということは、自分が感染しているのはほぼ確実だ…」と。
しかし、その直感は間違いである。
冷静になって考えてみよう。
ポイントは「この感染症にかかる確率が1万人に1人」ということである。 この確率を考慮にいれないといけないのだ。 若干、大雑把な見積もりだか、以下のように考えるとわかりやすい。
1万人に1人ということは、100万人いたら100人の感染者がいることになる。
信頼性が99％であるから、この100人のうち99人は陽性と判定される。
逆もしかりだ。
100万人のうち感染していない人は99万9900人いるが、この非感染者の1％が「陽性」と誤って判定されてしまう。
つまり、9999人は、本当は感染していないに陽性となるのだ。
もうお分かりだろう。100万の人を99％の信頼度で検査すると、99人（正しく陽性だと判定された人）＋9999人（誤って陽性だと判定された人）、つまりトータルで10098人が陽性となる。
しかし、10098人のうち「本当に感染している患者」は99人しかいないから、「陽性」と診断されても、実際に感染している確率は1％にも満たない。
陽性だからといって、落ち込むのは早いのだ。”
