#野党とマスコミは敵の手先

日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。  革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。

ある医者の独白 ある母のガン闘病

僕が看取った患者さんに、スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。

余命3か月と診断され、彼女は諏訪中央病院の緩和ケア病棟にやってきました。

 

ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話していると、彼女がこう言ったんです。

「先生、助からないのはもう分かっています。 だけど、少しだけ長生きをさせてください」

彼女はその時、42歳ですからね。そりゃそうだろうなと思いながらも返事に困って、黙ってお茶を飲んでいた。

すると彼女が、「子供がいる。子供の卒業式まで生きたい。 卒業式を母親として見てあげたい」 と言うんです。

 

9月のことでした。 彼女はあと3か月、12月くらいまでしか生きられない。

 

でも私は春まで生きて子供の卒業式を見てあげたい、と。 子供のためにという思いが何かを変えたんだと思います。

 

奇跡は起きました。

 

春まで生きて、卒業式に出席できた。

こうしたことは科学的にも立証されていて、 例えば希望を持って生きている人のほうが、がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が 活性化するという研究も発表されています。 おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある 見えない3つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を活性化させたのではないかと思います。

 

さらに不思議なことが起きました。

 

彼女には2人のお子さんがいます。

上の子が高校3年で下の子が高校2年。

せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと僕たちは思っていました。

でも彼女は、余命3か月と言われてから、1年8か月も生きて、2人のお子さんの卒業式を見てあげることができたんです。

そして、1か月ほどして亡くなりました。

 

彼女が亡くなった後、娘さんが僕のところへやってきて、びっくりするような話をしてくれたんです。

 

僕たち医師は、子供のために生きたいと 言っている彼女の気持ちを大事にしようと思い、 彼女の体調が少しよくなると外出許可を出していました。

「母は家に帰ってくるたびに、私たちにお弁当を作ってくれました」 と娘さんは言いました。 彼女が最後の最後に家へ帰った時、 もうその時は立つこともできない状態です。 病院の皆が引き留めたんだけど、どうしても行きたいと。

そこで僕は、 「じゃあ家に布団を敷いて、  家の空気だけ吸ったら戻っていらっしゃい」 と言って送り出しました。

 

ところがその日、彼女は家で台所に立ちました。

 

立てるはずのない者が最後の力を振り絞ってお弁当を作るんですよ。

その時のことを娘さんはこのように話してくれました。 「お母さんが最後に作ってくれたお弁当はおむすびでした。そのおむすびを持って、学校に行きました。久しぶりのお弁当が嬉しくて、嬉しくて。昼の時間になって、お弁当を広げて食べようと思ったら、切なくて、切なくて、なかなか手に取ることができませんでした」

お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。

 

でも、命は長さじゃないんですね。

 

お母さんはお母さんなりに精いっぱい、必死に生きて、 大切なことを子供たちにちゃんとバトンタッチした。

 

人間は「誰かのために」と思った時に、 希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。


日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。その現実が良くない場合、言った人が責任を問われるので、良い事ばかり言う方が良い。 運動会前に「明日は雨になりそうで傘は必要」と言う人が居て、雨が降ると「お前が言うから降った」と抗議され、「傘の心配までして雨を呼び寄せた」という信仰。 革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり、正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。 社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。 最近の風潮は堅苦しい正義を振りかざすような言論がまかり通っています。 物事の複合的な面を認められずに、悪い処を見つけたら人格否定、社会的抹殺をするやり方は革命的な思考、嗜好、志向だと思います。