#野党とマスコミは敵の手先

日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。  革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。

日本的?農耕文化と現代社会

農耕は非常に大切です。

稲作文化は我が国、日本の根っこにある大事なものです。

何しろ「瑞穂国」(みずほのくに)、「豊葦原千五百秋瑞穂国」(とよあしはらの ちいおあきのみずほのくに)です。

それだけ、現代日本社会にも大きな影響を与えていると言えるでしょう。

え?自分はおじいさんより前の代から自営業で農業は関係ない?

でも関係あるんだなぁ。現代社会と農耕文化。

1)【上司が来ているのに遅く出るのは非常にまずい】【上司が残っている間は帰りにくい】→これ農耕文化です。

農耕文化(稲作に例えて書きますね)では、同じ時期に同じ事を全員共同して作業する事が非常に重要です。

村の人「明日から全員田植えだ。」

A君「俺、俺の分の田植えは明日やるから今日は寝てます。」

って言えませんね。

でも、会社ならば言える場合もある筈ですし、全員が同じ業務をしている会社ばかりではありません。

しかーし、田植えは季節を見て、天気を見て、【年長者】が【過去の経験】から【今日から】【全員で】一斉に誰もサボらず最後まで一緒にやる事が重要なんです。その方が確率的に良い作物が採れるんですね。

2)【あいつがサボリ癖あるんで、頭に来る】→ これ農耕文化です。

全員が自分の分の営業だけして、歩合制で給料貰っている会社では関係ありません。自分に迷惑の掛らない場合でも「サボる」奴に無性に腹が立つのは、「その分、こっちの負担が増えるから」頭に来る、筈なんで、全く関係無ければ腹は立たない筈なんですね。

でも、日本では「サボっている」感じの人は、成績を上げても何か疎まれるのは、この「自分の分の田植えをサボって、俺たちにその分を押し付けて楽をしている感じがする。」からナンですね。

この上記の1)と2)が合わさると【ブラック企業】までもうすぐです。

違う仕事している部署は自分の部署の分の仕事が終われば帰って良いんですよ。

外資系はそんな感じです。

3)【年長の人に反対されると通せない】【全員一致の意見が尊重される】 → これ農耕文化です。

農耕文化では「30年前の飢饉の際の経験」「50年前の不作の際の経験」こういう事が非常に重要です。

【年長者】が【過去の経験】から持っている知識が村全体を救う事があるんですね。

それは、天気がそんなに変わらず、季節が変わらず、作物の性質もそんなに変わらない中で、じっくり話し合い、何が一番良い方法か、今年の不作の原因をどう考えるか、村ならではの方針を決めてゆく文化から来ているんだとと思います。方針を決めて全員で田植えして稲刈りしたところでその方針の結果が見えてくるのは随分と時間が経ってからで、しかも【やり直しはきかない】のです。

そこで、年長者の意見、全員の意見を聞くことが集団の利益に叶ってきたと思われますし、そういう文化の集団が生き残る確率が高まったのだと思われます。

狩猟社会では、狩りは毎回違います。同じところに同じ獲物が同じ数だけ待っている可能性は限りなくゼロに近い。そこで、斥候、やり係り、網係り、縄係り、移動手段の為の大人しい家畜などの世話係り、など機能別の移動しながら狩猟する集団を一人のリーダーが指揮者のように統率する、その【瞬間、瞬間の判断力】が集団の生死を分けます。そのリーダーは若い頃から狩りに出ていて色んな役割を果たして、今は中年だが判断力は誰にも負けない、ひょっとしたら狩りそのものも相当に上手いそんなリーダー像です。

従い、狩猟社会のリーダーはその能力が衰えれば次のリーダーにその役割を渡す事が集団全体(その衰えてきたリーダーにとってさえも)の利益をもたらします。

一番の年長者は尊敬はするものの、その年長者の意見で狩りが左右されることはなかなか無いはずです。

これが、日本の会社と欧米の会社の違いです。

日本の会社は【年長者】が社長です。(少なくとも、これまでは)その年長者は長く会社に貢献して、会長、相談役、顧問、などで厚遇されるのが理想です。何しろ村の長老なんですから。

欧米の会社は【能力のある人】が社長です。年長者は会社の株主などになって悠々自適で過ごすのが理想です。

因みに 【全員一致の意見が尊重される】話ですが、イスラエルでは【10人の会議で9人の意見が一致したら、10人目は違う意見を言う事が義務付けられている。これを10人目の男という。】そうです。まぁ、ゾンビ映画【ワールドウォーZ】で観ただけですけど。(笑)

さて、

4)現代日本社会は農耕文化だけで良いでしょうか?

答えは、もう出ているとも思います。メーカーの開発部署や工場なんかは農耕文化が活かせるでしょう。でも、営業、販促、宣伝、広報、経理、人事、総務なんかに分かれている会社全体を農耕文化で縛ることは害があると思います。

でも、そのような農耕文化で日本が数千年、この日本列島に生きてきて、生き残っている事をみんながお互いに分かりつつ、現代社会に対応してゆくことは非常に重要だと思うのです。

【上司が来ているのに遅く出るのは非常にまずい】【上司が残っている間は帰りにくい】 【あいつがサボリ癖あるんで、頭に来る】 【年長の人に反対されると通せない】【全員一致の意見が尊重される】これには弱点があって、農耕文化から来ていることを知りつつ、現代日本社会に適応して行きましょうね。

それでも

5)農耕は非常に重要です。


稲作文化は我が国、日本の根っこにある大事なものです。

何しろ「瑞穂国」(みずほのくに)、「豊葦原千五百秋瑞穂国」(とよあしはらの ちいおあきのみずほのくに)です。

伝統を尊重しつつ、日本を盛り上げていきましょう!


日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。その現実が良くない場合、言った人が責任を問われるので、良い事ばかり言う方が良い。 運動会前に「明日は雨になりそうで傘は必要」と言う人が居て、雨が降ると「お前が言うから降った」と抗議され、「傘の心配までして雨を呼び寄せた」という信仰。 革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり、正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。 社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。 最近の風潮は堅苦しい正義を振りかざすような言論がまかり通っています。 物事の複合的な面を認められずに、悪い処を見つけたら人格否定、社会的抹殺をするやり方は革命的な思考、嗜好、志向だと思います。