#言霊と革命を超えて

日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。  革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。

「沖縄に行かない?」 
いきなり母が電話で聞いてきた。

「沖縄に行かない?」 
いきなり母が電話で聞いてきた。 
当時、大学三年生で就活で大変な頃だった。 
「忙しいから駄目」と言ったのだが母はなかなか諦めない。 
「どうしても駄目?」「今大事な時期だから。就職決まったらね」 
「そう・・・」母は残念そうに電話を切った。 
急になんだろうと思ったが気にしないでおいた。 
それから半年後に母が死んだ。癌だった。 
医者からは余命半年と言われてたらしい。 
医者や親戚には息子が今大事な時期で、心配するから連絡しないでくれと念を押していたらしい。 
父母俺と三人家族で中学の頃、父が交通事故で死に、パートをして大学まで行かせてくれた母。 
沖縄に行きたいというのは今まで俺のためだけに生きてきた母の最初で最後のワガママだった。 
叔母から母が病院で最後まで持っていた小学生の頃の自分の絵日記を渡された。 
パラパラとめくると写真が挟んであるページがあった。 
絵日記には 
「今日は沖縄に遊びにきた。海がきれいで雲がきれいですごく楽しい。 
ずっと遊んでいたら旅館に帰ってから全身がやけてむちゃくちゃ痛かった。」 
・・・というような事が書いてあった。すっかり忘れていた記憶を思い出す事が出来た。 
自分は大きくなったらお金を貯めて父母を沖縄に連れていってあげる。 
というようなことをこの旅行の後、言ったと思う。 
母はそれをずっと覚えていたのだ。 
そして挟んである写真には自分を真ん中に砂浜での三人が楽しそうに映っていた。 
自分は母が電話をしてきた時、どうして母の唯一のワガママを聞いてやれなかったのか。 
もう恩返しする事が出来ない・・・ 
涙がぶわっと溢れてきて止められなかった。”

日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。その現実が良くない場合、言った人が責任を問われるので、良い事ばかり言う方が良い。 運動会前に「明日は雨になりそうで傘は必要」と言う人が居て、雨が降ると「お前が言うから降った」と抗議され、「傘の心配までして雨を呼び寄せた」という信仰。 革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり、正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。 社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。 最近の風潮は堅苦しい正義を振りかざすような言論がまかり通っています。 物事の複合的な面を認められずに、悪い処を見つけたら人格否定、社会的抹殺をするやり方は革命的な思考、嗜好、志向だと思います。