#言霊と革命を超えて

日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。  革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。

フランスの中等教育用歴史教科書による「日本文化」とは?

フランスの中等教育用歴史教科書



※日本文化の独創的特徴

日本文化は、中国と西洋から受容れた借物の文化と言われるが、その奥底には依然として独創的なものがある。その偉大な伝統は、常に非常に強靭なものである。その伝統とは、『大臣下』に補佐された天皇という一人の皇帝に代表されるもの、さらには自然に対する深遠な感情を映した詩と芸術等である。
その後、貧しく人口過剰の日本は、国の運命に立ち向かってきた。その間、激しい競争の渦巻く世界の中で、身を守るために戦争に訴えた。しかし、その後はそう思っていないし、日本は再び平和を愛するようになった。

※日本世界とその偉大な伝統

日本はまず輸入したものを模倣し、ついで自分のものにし、それに自国の特性を与えて同化する。それ故、これは単なる受身的な“消化”といったものでなく、自発的能動的な適応である。中国文化に対してもその通りで、日本はそれを輸入した後で、自国自身の伝統に順応させた。それは西洋文化についても同様であった。

天皇朝永続性の秘密

西暦五世紀頃、日本には国の南部に局限された数多くの貴族制氏族が存在していた。これらの氏族の一つ、大和の氏族の頭が、他の頭の上に立った。彼は自分を、アマテラスノカミ——『天を照らす大きな神』という国の創造者・太陽の後裔と認めさせた。かくして、アマテラスの後継者はすべて『天皇』という称号を持ち、神聖な性格を示すようになった。天皇はこのように始めから『神』の印を押されていた。
続く二・三世紀の間に、別の要素が協力して、政治的伝統を完成した。六世紀に輸入された儒教思想と、唐帝国に存在するものに従って、階層化された統治の形態が確立した。
天皇は日本の有歴時代の初めに生まれ、それが日本の主な伝統となり、非常な重要性を持って今も生き続けている。
その関係は、天皇と『大臣下』と名づけられた人たちとの間に打ち立てられた権力の分立であった。国を創設した諸氏族の頭達の目から見ると、天皇は豊作を保証することができる唯一の国の守護神である『カミ』という霊の一種の代理人でしかなかった。権力は実際は『大臣下』によって所有され、大臣下はいかなる神聖な性格も持たず、そのため野心や反乱によって変わり得た。対立しながらまた中立になりながら。

神道の起源と仏教との共存
自然界の至る所に、精霊や神という優越した存在を見るアニミズムは、日本の信仰の最も古い基調をなしている。
この神は、すべての尊敬に値した。なぜなら、この神は心に随って有害にもなり、有益にもなった。各人は何よりもまず、氏族を創立した祖先の魂を守護神として崇めた。
この信仰は歴史時代を通して、さまざまな外的な影響を受けながらも、変質することなく発展した。神の数は無限に増大した。なぜなら、沢山の歴史上の人物が古代型の英雄として神格化されていったからである。そのため、日本は何万という神を数えることになった。
他方国が創建されて以来、崩御された天皇の魂は独自の地位を占め、国全体の守護神として特別の尊崇を受けるようになった。かくして信仰の根幹は「神道」という名を受け、礼拝場、祭式、宮司をもった一種の宗教となった。
日本の国教、確かにそれは浮き沈みがあったが、1868年の明治時代の宣言(明治元年・五箇条の御誓文)の後に、皇室の利益のため、新しい輝きを放った。
第二次大戦の荒廃を経た後の今日、神道は少なくとも未だかつてなかったほどの生き生きしたものになった。そしてそれは、日本民族全体の熱情をかり立て続けるであろう。
そもそも極東の国日本は、諸教混淆の国である。それは、神道自体が寛容な性質を持っていて、いかなる神も排斥しなかったからである。
日本では神道に並んで、何世紀も前から別の宗教が、多かれ少なかれ繁栄している。若干のものは儒教のように昔から深く影響を及ぼし、キリスト教は一時期厚遇を受けたが、次第に消えていった。仏教はすぐには問題にならなかったが、やがて採用され、一時期国教にさえなった。
西暦五百年から五百五十年にかけて、仏教は「大乗」の形で、中国や朝鮮を通して到来した。直ちにその成功があり、数世紀にわたって厚遇された。そのため神道は長い間霞んだ存在であった。しかしこの二つの宗教が共存を実現し、今日では(共存は)完璧なものである。

フランスの中等教育用歴史教科書(1967年(昭和42年)発行)から歴代の日本文化の成り立ちを説明した箇所
名越二荒之助著「世界に生きる日本の心」より


日本は「言霊」と「革命」に支配されている。それを超える情けある言論を。 言霊に縛られた考え方と革命的な思想を使わず、情けのある言葉を発して行きます。 言霊:言った言葉は現実となる。その現実が良くない場合、言った人が責任を問われるので、良い事ばかり言う方が良い。 運動会前に「明日は雨になりそうで傘は必要」と言う人が居て、雨が降ると「お前が言うから降った」と抗議され、「傘の心配までして雨を呼び寄せた」という信仰。 革命的な思想:現在の社会は間違ったものであり、正しい考え方の人間で社会運営してゆくべきという思想。 社会も永遠に近い時を経ている訳で全とっかえしたら大変な事です。 中国等に現出したこの世の地獄のような国家は酷いものです。 最近の風潮は堅苦しい正義を振りかざすような言論がまかり通っています。 物事の複合的な面を認められずに、悪い処を見つけたら人格否定、社会的抹殺をするやり方は革命的な思考、嗜好、志向だと思います。